ODYSSEY


ありませんか?
こんな事

 

空港で荷物検査を受けた
大阪国際空港(伊丹)がまだ国際線を運行していた時の事、
出発の時、搭乗ゲートに入る長い行列で、空港係員に呼び止められて、
その場でスーツケースを開けさせられて、荷物検査を受けた事。
とにかく恥ずかしいにつきる。なにしろ、中のものを散々物色されている所を、
わざわざ覗き込むようにして後の列の人たちが通り過ぎていく。
しかも、わざと目を合わせるようにしてニヤニヤ笑っているオッサン。
ご丁寧に、「可愛そうにあの人」と、聞こえる様に話しながら通り過ぎていくオネエチャン。
こちらも、いらぬ取り越し苦労をしたり。と言うのも、無造作にビニール袋に入れた洗濯用の洗剤、
その白い粉をどう説明し様かと、やましい訳でもないのにソワソワしたりして。

 

自分のパスポートに書きこみ訂正をしてしまった
パスポートの名前を、当初漢字で書いてあったのを、何を血迷ったのか二重線で訂正し、
その上に、ローマ字で書き直した。何の悪気も無くヤッテしまった。
当然、空港での出国審査で引っ掛ってしまう。
結局すったもんだのあげく、無知な愚か者と言う事で、出国だけは許された。
その時に、出国できたからと言って、入国出来るとは限らない。
審査で、強制送還させられる事もあるので、その覚悟はしておく様に言われた。
運良く事無きを得ましたが、現地通貨への換金や身分証明の為にと、
わざわざ国際標準(ローマ字)で書いておくほうが良いと思い、ちゅうちょ無く実行していまい、
元の漢字名を残したまま、ローマ字名を書き足すだけだと問題無かったのに、
余計な事をしたので、危うく楽しい旅を無駄にするところでした。
同僚から、このネタで笑い者にされたのは、言うまでもありません。

 

機内でゲロ袋を使った事
成田発の飛行機は、デュッセルドルフ(ドイツ)に向かっていた。
着陸の3時間前ぐらいからでしょうか、乱気流に入り込み、
30〜40分ぐらい揺れつづけていた頃でしょうか、必死に耐え続けていた胃袋は、
我慢の限界を通り超える時が、来てしまいました。
第二段階として、胃の物は、口の中を一杯に広げた。
片方の手は口を押さえ、もう片方はゲロ袋を探り出していた。
タッチの差で、袋の口は開かれ、顔中がゲロ袋に突っ込まれたかのようにして、
その行為は始まった。15〜20分吐き続けたでしょうか。
袋が満タンになろうとしていた。お代りの用意が必要かなと思われた時、
漸く、苦しみもおさまり、平和が訪れた。

 

飛行機が着陸できない
飛行機は、中継地点だあるアンカレッジ(アラスカ=アメリカ)に近づいてはいるものの、
天候不順の為、着陸できずに上空付近を何時間もぐるぐる飛び続け、
燃料不足の為、近郊の空軍基地に緊急着陸する事に。
ここでも天候が悪く、飛行機は迷走している様子。
それからまた数時間落ち着き先が、決まらない。
結局、何処かに降りたのでしょうが、さて何処だったのだか。と言う経験は。