イタリア編
ヨーロッパへ行くのも、随分と近くなったもんです。
少し前だと、必ずアンカレッジ(アラスカ)経由だったのですが、今では最短ルートの直行便が多くあります。
最初の旅は、ミラノからスタートした。
空港に着いて、飛行機のハッチが開く。
タラップを降りて地上へ。そう言えば、この光景には昔から憧れていた。
なんか、ヨーロッパに来たって言う感じを実感。
空港から出ると、交通渋滞。けたたましいクラクションの音がそこら中に響き渡る。
普通なら、こっちまでイライラする所だが、この時ばかりはイタリアに来たって言う感じで、許せる気分。
二度目の旅は、ローマから北半分をぐるっと回って来ました。
どの街にもシンボルになるような教会があって、その大きさに圧倒されてしまいます。
マンジャーレ
何でこんなに値段が高いのかな、レストランって。
日本人用のメニュー(料金設定)でもあるのかな?スパゲッティーやピザなんて、
日本より高いし、イタリア人て、外でメシくわへんのかなと思ってました。
そうこうしているうちに、またの機会があったので、大衆料金の調査に。
ドライブインみたいな所では、まあまあ安かったかな。
ローマで、買い物帰りに一人でリストランテに入った。少し良い所過ぎたかなと思いつつ中へ。
客は、1グループ(男2人、女2人:中年)と、僕1人。メニューが来るまでちょっとそわそわして待つ。
そして一安心するのだけど、結局の所は、観光程度じゃ語れないって事でしょう。
ウェイターのおじさんも親切で、優しくしてくれたし、元々、なんの不満も無かったし。
でも、2度のイタリア旅行で得た事は、日本人が作るイタリア料理が1番。
コンプラーレ
生地は別として、日本で見るイタリア製の服って、仕立てがとっても悪いので、あまり好きじゃないのですが、
冷やかし気分で、誰でも知っている(僕でも知っている)ブランドのブティックめぐりをしました。
フィレンツェで、フェラガモの本店にも行った。
1番の目的は、オードリー・ヘップバーンのポスターを肉眼で見たかったから。
店内は、日本人のお姉ちゃんでいっぱい。それはそれは、オゾマシイありさまでした。
店員のうんざりした表情を横目に、店内と人間模様を観賞。
紳士モノの部屋の行くと、客はいない。ので、店員もいない。
余りにも安かった(思っていたより)ので、靴を1足と財布を買って、再び婦人靴売場のゴタゴタを見学に、
この時ばかりは、男でよかったと思った。
それじゃあと思い、今度は、買うことを目的にヴェルサーチの店に。
ゲゲゲ、現地でも無茶無茶高い。フェラガモに比べて値段が全然違うので、
今度は、ローマのフェラガモの店に。目的のビジネスバッグとおまけに、もう1足靴を買いに行ったものの、
在庫が無いと言われ、店を後に。
街をぶらぶらしている内に、レザーのジャケットを衝動買い。
満足気分で帰ってきたものの、ジャケットを再確認して思った事は、仕立てはヤッパリ日本が良い。
残念なのは、イタリア語が分らない事。
最初の旅で合った、ミラノのバッグ屋の店員さんの美しさが、今でも忘れられません。
今度は、南半分に行きたいな。